兵どもが、夢のあとさき

JavaScript 系の言語に興味を惹かれ、まったりと更新しております

Python その2 何でもいいのでプログラムをとりえあず、作成する(やっぱり Hello World!! ?)

photo from an airplane(JAL) above cloud.

先程Pythonをインストールした際に、IDLE(統合開発環境)も同時にインストールされています。今後はこれを使ってプログラミングしていきたいと思います。
IDLEとは、対話型のテキストエディタです。見た目は Windows の Power Shell と言った感じでしょうか。特徴として、

  • ロスプラットホーム Windows, Linux, macOS で動作します
  • コード入力、出力、エラーメッセージの色付け機能を持った Python shell (対話的インタプリタ) ウィンドウ
  • 多段 Undo(やり直し機能ですね)、 Python 対応の色づけ(定型句を別の色に変化させたりとか)、自動的な字下げ、呼び出し情報の表示、自動補完(長いコマンドを入力するのは面倒ですよね? それを一覧を表示して選択できるようにしてくれます)等、多機能なマルチウィンドウ・テキストエディタ
  • 任意のウィンドウ内での検索、エディタウィンドウ内での置換、複数ファイルを跨いだ検索 (grep)
  • 永続的なブレイクポイント、ステップ実行(1行ずつ実行させることができます)、グローバルとローカル名前空間の視覚化機能(変数のスコープとか意外と厄介なんですよね)を持ったデバッガ

が挙げられます。IDLEは「Integrated DeveLopment Environment」の略とも言われていますが、開発者の名前から取った説も有力です。IDE(統合開発環境:同じやん!)はよく聞かれますが、'L' が無理やり入っているのがPythonの開発環境の特徴ですね。
ぶっちゃけどうでも良い話ですが。

さて、起動します。IDLEを起動します。IDLE(休眠)だけに。

スタートボタンから、IDLE (Python 3.12 64-bit) 赤で囲まれた部分をクリック。

すると、こんな感じでIDLEが立ち上がります(いやー、使いづらそう…)。
好みですけれど PythonIDE統合開発環境)は、IDLEのみでは無いので自分の手に合った環境を使い続けるのがベストかなとは感じます。私的には、Visual Studio Code が好きですね。好きと言うか手になじんだと言うべきか。プログラム自体はエディタがあれば書けるので、Notepad++ (各言語毎に対応)でも良いですし、Unix系でしたら vim でゴリゴリ書かれている人もいるかもしれません。

とりあえず、Hello World!! だけ表示させてみます。
IDLEのコマンドプロンプト上で、
 print("Hello World!!")
と打ち込んでください。そして、enter キー押下。

以上です。
ちなみに、p と打ち込んで tab キーを押すと p から始まるコマンド群の一覧がずらっと表示されます(p の前後のアルファベットで始まるコマンドも表示されます)。print とすべて打ち込まなくても、そこから選ぶ方が楽ですし、打ちミスも無くなりますね。

以上は、コマンドプロンプト上で実行した Python のプログラムですので、一度きりです。実際にはプログラムを記載して、それを Pythonインタプリタ(コマンドを翻訳して実行してくれるプログラム?)で実行する形になります。その際にエディタは必須となるわけですが、これを IDLE を使用しても良いですし、他のエディタを利用して記述して、Pythonインタプリタで実行すればOKです。

では、次はエディタで簡単なプログラムを記述して Pythonインタプリタに実行させてみましょう。